カードゲームといえば、男の子なら誰しもが通る道でしょう。私でぅも遊戯王でよく遊んでいましたよ。デッキ2つでもう一人の僕とですけどね。
今回紹介するゲームは、カードゲームですけどソリティアのように一人用だから『もう一人の僕』なんて必要ないゲームです!
災害、病気、獣害…すべてを乗り越えて1000匹の羊を! Shephy の魅力

Shephy はSteam、switchでDL販売されている『一人用カードゲーム』だ。災害カード、羊を増やすカードが入り混じった山札を使い切る事を3回行う前に、1000匹まで増やすのが目標のゲームだ。
このゲームではデッキは固定のため、遊戯王のようなデッキを作る楽しみなどはないがソリティアのように黙々と場を作っていくのが好きな人にはもってこいのタイトルとなっている。
一人カードゲーム 『Shephy(シェフィ)』上手く行かない羊の増殖、それ故の快感

Shephyでは、決められたカードデッキを使ってソリティアすると上記したが、大きく分けて「羊を増やすカード」、「羊を減らすカード」の二通りがある。

羊を増やすカード代表が、この「産めよ」である。正直、何かに引っかかって怒られるんじゃないかと思う光景だが仕方ない。
このカードは単純で指定した羊カードをコピーして場に出せる。
場の羊は、1、3、10、30、100、300、1000のカードがあり、『統率』というカードを使用して統合することでより多い匹数のカードに変換することができる。

つまり1匹の羊カードに「産めよ」を使えば1匹の羊カードが2枚に、100匹の羊カードに使えば100匹の羊カードが2枚に、純粋に倍になるのだ。
ほかにもコンボができる増やすカードもあるので、軽やかに増やせた時の快感がある良いゲームだ。
増やすカードばかりではない。
増やすカードばかりではなく、羊が減ってしまうカードも存在する。

例えばこの「メテオ」カードは羊カードを場から3枚(匹数は問わず)手放さなければならない。
普通のカードゲームなら使わなければいいだけの話だが、このゲームではすべてのカードを使わなければカードが引けず、次のラウンドに行けない。つまりは嫌な効果があるカードでも必ず使わなければならないのだ。
特にやばいのかこのカードである。

「シェフィオン」のカードは、羊カードを7枚も手放さなければならない。このゲームの羊カードを置く場は最大7か所、つまり全部である。
使ったら即ゲームオーバーのこのカードどうしたらええん?ってなるが、もちろんちゃんとした処理方法がある。
「増やす」「減らす」以外のカード
羊を増やすカード以外にも便利なカードがある。
それがこのカードたちである。他にもあるが特にお世話になるカードだ。
このカードは、手札のカードを捨てることができるので先ほど紹介した「7枚の羊カードすてなァ!」となる鬼のようなカードを発動せずに済むのだ。
ちなみに「この二枚名前違うのに効果一緒やん?」って思う方もいらっしゃるだろう。私もそう思っていた。
3ラウンド終了までに1000匹に行かなかった、羊が1匹もいなくなったらゲームオーバー
この Shephyでは、カードをすべて使いきったら次のラウンドへと移行する。3ラウンド終了までに1000匹のカードを作れていたらクリアーとなるゲームだ。
ラウンド終了後、もちろん同じ内容のデッキで次のラウンドも行うのだが、前ラウンドで使ったカードの対象によっては内容が若干異なるのだ。
そのカードが先ほど上げた「対策ひつじ」のカードだ。上記の2枚は一見同じ効果のカードだが、若干テキストが異なっている。
「対策ひつじ」が「追放する」に対して「牧羊犬」は「捨てる」となっている。このゲームでは追放したカードは次のラウンドからデッキに入らなくなる。遊戯王風に言えば除外だ。
「「シェフィオン」のカードは捨てるよりも追放したほうが次のラウンドは楽になる…」なんて考えながらプレイできる、良いルールである。
あまりない状態だが、「対策ひつじ」とこのゲームのキーカード「統率」なんてことになって統率を追放しちゃったら目も当てられないので注意が必要だ。
色んなモードでちょっと違った楽しみ方もできる
今まではこのゲームのベーシックモードについて語ったので、そのほかのモードについても触れようと思う。

チャレンジモード
1000匹カードを作ったらクリアーで終了のベーシックモードに対して、チャレンジモードでは1000匹のカードを作ってもそこで終わりではない。
3ラウンドが終了するまでプレイでき、どこまでも羊の数を増やすことができる。そうしてできるだけ数を増やしてスコアを出すのがこのチャレンジモードだ。
ベーシックモードで安定してクリアーできるようになったならチャレンジモードでもっと上を目指すとまた熱くなれるだろう!
ポストラヴズ
要はストーリーモードのようなもの、紙芝居形式でひつじの熱いストーリーが見れるすごいモードだ。

ストーリーの内容は濃く楽しい、だがそれだけではなくこのモードではデッキの内容が若干違ったりするのだ。

クリア条件が違ったり、「羊が減る」カードのほとんどが「疫病」のカードに変更されたりと、いつもとは違った Shephy 楽しめるのでベーシックである程度できるようになってきたら挑戦するといいだろう。
プレイした感想
いつの間にか黙々とやっちゃうゲーム。私はあまり考えず本能でプレイするタイプだからか1プレイが10分程でスキマ時間にするにはもってこいな内容となっている。
ベーシックモードも最初のうちは100匹すら届かないが、慣れていけばいつの間にか1000匹も簡単になってくる過程が楽しかった。ただそれでもポストラブズは難しかった…
初手の手札によっては楽な時と難しい時もあるが、きちんと考えてプレイすれば必ずクリアできる道があるのでそこも楽しくできる方にはおすすめだ!

switchの携帯モードでプレイが合うゲームだと思うよ!
まとめ
良いところ
- ちょっとした時間にできるカードゲーム
- 手札から最適なカードを選んでいく考えられるゲーム
- 綺麗に羊が増やせると気持ちがいい
- もう一人の僕なんていらない
悪いところ
- 基本的には1000匹の羊カードを作ったらクリアのゲームで長時間できるものではない
- そこまでゲームモードの内容に違いはない

軽く時間を潰したい、ソリティア好きな人はきっと気に入るゲームだよ!
物理的にシェフィしたい人向け↓

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